アプローチ紹介
アロマテラピー
アロマテラピーとは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いて、心身の健康や美容に役立てる自然療法です。日本語では「芳香療法」とも呼ばれます。
アロマテラピーの目的
- 心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
- 心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
- 心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す
アロマテラピーは、香りを嗅ぐことで脳に働きかけ、自律神経やホルモン、感情を司る機能に直接働きかけることで、不調を調整することが期待できます。また、トリートメントによって皮膚に吸収される作用もあります。
アロマテラピーは、マッサージ療法と併用して、変形性関節症による膝痛、がん患者の疼痛、不安、そのほかさまざまな症状・疾患に対して用いられることがあります。
アロマテラピーという言葉は、1928年にフランスの調香師であり化学者のルネ=モーリス・ガットフォセによって造られた造語です。
リフレクソロジー
リフレクソロジーとは、足裏や手のひら、耳などの身体の一部分に全身の反射区と呼ばれるツボのようなものが集まっているという考えに基づいて、その反射区を刺激するセラピー療法です。反射区を刺激することで、間接的に臓器や器官を活性化し、心身のバランスを整え、健康維持に役立つとされています。
リフレクソロジーの主な特徴
- 痛みのない優しい刺激で、指の腹を中心に圧を加えます。
- 英国式リフレクソロジーや台湾式リフレクソロジーなど、さまざまな種類があります。
- 施術中に寝てしまう人も少なくありません。
- ベッドに寝たまま施術を受けることもできますし、椅子やソファーに座って施術を受けることもできます。
- 痛みが苦手な人や、血行不良やむくみのある高齢者にも適しています。
リフレクソロジーと足つぼマッサージの違いは、施術によって得られる効果や施術方法、対象箇所を押す強さといったポイントです。
マヤ暦
マヤ暦とは、メキシコのユカタン半島周辺で栄えたマヤ文明で使用されていた暦です。マヤ文明では時間の流れを非常に精緻に計測しており、その暦はマヤ人の宇宙観を反映しています。
マヤ暦には複数の流派がありますが、主流派の暦である神聖暦(ツォルキン暦)は1年を260日とするカレンダーです。マヤ文明では「20」と「13」が神聖な数字とされており、儀礼暦ではこの20日周期と13日周期がそれぞれ独立に変動していき、260日を数えていたようです。
また、マヤ暦を基にした占術であるマヤ暦占いは、生年月日から導き出される「キン」という個々のエネルギーを解析し、その人が持つ本質や運命、人間関係の相性などを占います。
タロット占い
タロット占いとは、タロットカードを使って占う方法です。カードに描かれた象徴を読み取り、人の気持ちや相性、運勢、アドバイスなどを占います。
タロット占いの特徴
- 西洋占星術や四柱推命などの占いに比べて短期間の問題を占うのに適している。
- カード自体はシンプルにできているため、カードの意味と操作方法を理解すれば、さまざまな側面を占うことができる。
- 占いたい状況や近未来について、仕事や恋愛、人生など、日常生活の中でのちょっとした迷い事に対し、方向性や道しるべを示してくれる。
- タロットカードを扱うのに、特殊な能力は必要ない。
タロット占いの際には、インスピレーションを大切にするため、必ずしも完全に各カードの意味を覚える必要はありません。
足浴
足浴とは、足先からふくらはぎあたりまでを温めながら洗う入浴法で、部分浴の一種です。病気やケガなどによって全身浴が困難な場合に、介護や看護の現場で取り入れられることも多くあります。
足湯に期待できる効果
- 足の清潔を保つ
- 足のしびれや痛みを和らげる
- 血行を促進する
- 睡眠促進効果がある
- リラックス効果がある
- 安眠快眠効果がある
足浴は、全身浴や半身浴に比べて温熱作用や水圧による影響が小さいため、身体への負担が少ないのが特徴です。また、着衣のままや寝たままでも行えるため、ご高齢者や介助するご家族の負担も軽くなります。