BackWPupが途中で止まる原因と解決方法【エラーログの読み方も解説】

まめすけあれ?バックアップから復元できないよ!!
プラグインはちゃんと入れていたはずなのに…
あなたのサイト、こんなことになっていませんか?
- BackWPupを設定しているのに、ステータスが 「ログのみ」 になっている
- ログに 「ジョブが5分以上無動作により再起動」 というエラーが出ている
- バックアップのスケジュールは動いているのに、バックアップファイルが保存されていない
- 処理時間が異常に長くて、毎回途中で終わっている気がする
一つでも当てはまるなら、バックアップが正常に取れていない可能性が高いです。
設定しただけで安心していると、何ヶ月もバックアップが取れていなかった——という事態になりかねません。この記事では、BackWPupが途中で止まる原因と解決方法を実際の案件をもとに解説します。
BackWPupが止まる原因は「巨大ファイル」か「バージョンの古さ」がほとんど
BackWPupのバックアップが途中で止まる原因は、①バックアップ対象に巨大ファイルが含まれているか、②BackWPup自体のバージョンが古いかのどちらかであるケースがほとんどです。
この2点を解消するだけで、多くの場合バックアップが正常に完了するようになります。
なぜ巨大ファイルがあると止まるのか
BackWPupには「最大スクリプト実行時間(デフォルト30秒)」と「最大再試行回数(デフォルト3回)」という制限があります。※設定変更可
バックアップ対象のファイルが大きすぎると、この30秒以内に処理が完了しません。すると再起動が走り、また止まり——を3回繰り返して最終的に以下のエラーが記録されます。
ジョブが5分以上無動作により再起動
回数が多すぎます
ステータスは「ログのみ」となり、バックアップファイルは生成されません。「動いているつもり」で実は何ヶ月もバックアップが取れていないという状態が続くことになります。
実際の案件で起きていたこと
私が対応したWordPressサイトでは、以下の状況でした。
- BackWPup 4.0.0(古いバージョン)を使用
public_html直下にshop-zr.tar.gz(約2.67GB) が放置されていた- 毎回 1,352〜1,432秒 で強制終了していた
- DBバックアップは正常・ファイルバックアップのみ失敗
さらに、XserverのバックアップもBackWPupも同じ時期から止まっていました。「両方止まっている=サーバー側ではなくサイト内に原因がある」という切り分けができ、調査を進めると巨大ファイルの存在が判明しました。
解決手順
BackWPup → ログ でステータスを確認します。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 正常終了 | バックアップ成功 |
| ログのみ | バックアップ失敗 |
DBバックアップは正常でファイルバックアップのみ失敗している場合、処理しきれないファイルの存在を疑います。
ログの詳細にファイルパスが記録されている場合は、そこから原因ファイルを特定できます。
FTPクライアントまたはサーバーのファイルマネージャーで public_html 直下を確認します。.tar.gz や .zip などの圧縮ファイルが残っていれば削除します。
⚠️ 削除前に中身を確認し、本当に不要なファイルかどうか判断してください。
BackWPup → ジョブ → ファイル → 除外設定 から対象ファイルやフォルダを除外します。
今回の案件では 5.6.8に更新するだけでファイルバックアップが正常に完了しました。古いバージョンには処理効率の問題が含まれていることがあるため、まず更新を試みることも有効です。
✅ BackWPup 5.6.8はPHP 7.4以上が必須です。更新前にPHPバージョンを確認してください。
ジョブを手動実行し、ステータスが「正常終了」になれば完了です。
まとめ:BackWPupが止まったらこの順番で確認する
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | ログのステータスを確認 → 「ログのみ」ならバックアップ失敗 |
| ② | DBとファイルどちらが失敗しているか切り分け |
| ③ | public_html直下の巨大ファイルを確認・削除または除外 |
| ④ | BackWPupを最新バージョンに更新 |
| ⑤ | 手動実行して正常完了を確認 |
バックアップは「設定した」だけでは安心できません。定期的にログを確認して、ちゃんと動いているかを確かめる習慣が大切です。
ログの詳しい見方はこちらの記事でお伝えしています。







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