サーバーレスサイトの運用コストは本当に安いのか?WordPress保守と徹底比較

まめすけタダより安いものはある……けど、タダより高いものもあるんだよね
あなたのサイト、こんなことになっていませんか?
- 毎月のレンタルサーバー代・保守費用、正直もったいないと感じている
- 「サーバーレスは無料」と聞いたけど、本当にゼロ円で運用できるのか疑わしい
- コスト重視でどちらか選びたいけど、比較する軸がわからない
WordPress専門でメンテナンスを請け負ってきたk-sukeが、実際にサーバーレスサイトを3件・月額0円で運用している実績をもとに、WordPressとの費用構造の違いを正直に比較します。「なんとなく安そう」で終わらせず、数字で判断できる材料をまとめました。
サーバーレスサイトの月額運用コストはいくら?
結論から言うと、現在運用している3サイトはすべて月額0円です。
内訳はこうなっています。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ホスティング(Cloudflare Pages) | 0円 |
| ソースコード管理(GitHub) | 0円 |
| ドメイン | 既存の無料独自ドメインを継続使用(新規取得なら年1,500〜3,000円が目安) |
| お問い合わせフォーム | 個人・小規模サイトなら無料枠内で運用可能 |
ドメインについては、シンレンタルサーバーの契約に含まれる無料独自ドメインをそのまま使い回しているため、実質0円で運用できています。もし新規にドメインを取得する場合でも、.com/.netなら年1,500〜3,000円程度が相場です。
フォームについては、Formspree(無料枠:月50件まで)やTally(無料枠:件数無制限、公正利用ガイドライン内)といったサードパーティサービスを使えば、個人・小規模サイトの問い合わせ数であれば無料枠に収まります。
WordPressの月額運用コストはいくら?
比較対象として、WordPress側の実際のコストも公開します。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| レンタルサーバー(シンレンタルサーバー) | 月額1,000円前後(年払い14,784円の実例) |
| ドメイン | サーバー契約特典に含まれ0円 |
| プラグイン | 無料ツールのみ使用のため0円 |
| 保守管理費 | 自身で行えば0円、委託すると月3,000〜5,000円 |
サーバー代は年払いで14,784円、月換算で約1,232円でした。プラグインは無料ツールのみで構成しているため追加費用はかかっていません。保守管理を自分で行っている間はほぼこの金額のみで運用できますが、保守管理を外部委託すると月3,000〜5,000円が上乗せされます。
なお、この3,000〜5,000円はあくまで日常的な保守管理費(プラグイン更新確認・バックアップ・簡易な監視など)の目安です。ページの追加やデザイン変更といった個別の更新作業は別料金となり、内容によって費用が変動します。
「サーバーレスは無料」は本当か?見落としがちな費用
サーバーレスサイトの運用コストが0円なのは事実ですが、無条件にそうなるわけではありません。
見落としがちなのは、お問い合わせ数が増えた場合です。目安として月50件を超えると、多くのサードパーティフォームサービスで無料枠を超え、有料プラン(Formspreeなら月10ドル〜が目安)への移行が必要になります。
ただし、個人・小規模サイトでこの件数に達するケースは稀です。今回運用している3サイトも含め、実務上はほとんどの場合、無料枠の範囲内で問題なく運用できています。
結局、費用面ではどちらを選ぶべき?
ここまでの比較でわかるのは、「WordPressだから安い」「サーバーレスだから安い」という単純な話ではないということです。費用差の本質は、運用を自分でやるか、委託するかにあります。
日常的な保守管理や更新作業を外部に委託すれば、WordPressでもサーバーレスでも同じように費用が発生します(保守管理費は月額固定、個別の更新作業は内容に応じた都度費用)。逆にどちらも自分で更新できるなら、ランニングコストの差はごくわずかです。
判断の目安を整理すると、次のようになります。
| 運用者の技術レベル | 月間お問い合わせ数 | 向いている選択 |
|---|---|---|
| 自身でWordPressを更新できる | 50件以上(利用フォームによる) | WordPress |
| 自身では更新できない | 50件以下 | サーバーレス |
自分でコードやWordPressの管理画面を触れて、なおかつ問い合わせ数が多いなら、機能の豊富さも含めてWordPressに分があります。逆に自分では更新が難しく、問い合わせ数もそれほど多くないなら、サーバーレスサイトはほぼ費用をかけずに運用できる選択肢になります。



安いかどうかより、まず“誰が運用するか”を決めるのが先みたいだね
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