UpdraftPlusからBackup Migrationへの乗り換えを検討した結果【比較レポート】

まめすけバックアップって、一度設定しちゃえば、もう安心なんだよね…?



そうなんだけど、その設定がしっかりと反映されていない場合もあるんだよ。
このブログでは、Backup MigrationとUpdraftPlusの機能比較をした記事を投稿しています。この記事はその後実際に使用した結果の記事となります。
結論から言います
結論から言うと、Backup Migrationは速さやフォルダ分け機能が魅力的だったものの、設定が保存されない不具合が解消できず、最終的に実績のあるUpdraftPlusに戻すことにしました。
あなたのサイト、こんなことになっていませんか?
- バックアップの完了通知は来ているのに、実際のファイルサイズを確認したことがない
- 便利そうな機能に惹かれてプラグインを乗り換えたけれど、正直そこまでしっかり検証できていない
- 「バックアップは自動で回っているから大丈夫」と思い込んでいて、Google Driveやサーバー上の中身を長らく開いていない
一つでも当てはまるなら、今日のうちに一度、実際のバックアップファイルを開いて確認してみてください。
なぜこの問題が起きるのか
多くのバックアッププラグインは、「何をバックアップするか」の設定を、WordPressのデータベース(wp_optionsテーブル)にシリアライズされた形で保存しています。
この保存処理そのものにバグがあると、管理画面上ではチェックが入っているように見えても、実際にはデータとして正しく保存されていない、ということが起こり得ます。
しかもバックアップ処理自体は「完了」として通知されるため、ファイルサイズを実際に確認しない限り、異常に気づくことができません。「動いているつもり」が一番危険なパターンです。
実際の案件で起きていたこと
個人が特定されない範囲で、実際に確認・対応した流れを書きます。
Google Drive上のバックアップファイル一覧を見て、日付ごとのサイズを並べてみました。
- 2026-08-10 17:02 → 388MB(正常)
- 2026-08-17 17:01 → 3KB
- 2026-08-23 08:41 → 3KB
- 2026-08-23 17:06 → 3KB
388MBから3KBへの落差を見て、単発のエラーではなく、8/17以降ずっと空のバックアップが続いていたことが分かりました。
プラグインのログファイルを開くと、以下の記述がありました。
データベースのバックアップを省略しています (設定による)…
スキャンを完了しました – 次が見つかりました0のファイル…
圧縮済み0 ファイル
ファイルもデータベースも「0件」として処理されていました。
プラグインの「何がバックアップされますか?」という設定画面を開くと、ファイル・データベース両方のチェックボックスが外れていました。チェックを入れ直して保存しても、ブラウザをリロードするとまた外れる。これを2回試しましたが、いずれも同じ結果でした。
- Wordfenceのファイアウォールを一時的に無効化して保存を再試行 → 症状変わらず
- 開発者ツールでConsole・Networkのエラーを確認 → エラーなし
- シンレンタルサーバーのWAF設定(XSS対策・SQL対策・ファイル対策・メール対策・コマンド対策・PHP対策)を一時的に全てOFFにして再試行 → 改善なし
- phpMyAdminでwp_optionsテーブルを直接確認し、プラグイン関連のオプション(
bmi_settings)を発見。中身にはCRON設定や保存先パス、Google Drive連携情報はあったが、「ファイル」「データベース」の選択項目そのものがデータ構造の中に存在していないことが判明
セキュリティプラグイン、サーバー側の設定、データベースの中身。調べられる場所を一通り確認した結果、原因はプラグイン本体の保存機能自体にあると判断しました。
WPvivid Backupへの乗り換えも検討しましたが、サイトごとにGoogle Driveのフォルダを分ける機能はPro(有料)版限定と判明。無料版ではUpdraftPlusと同等の機能しかなく、乗り換えるメリットが薄いため見送りました。
Backup Migration(BackupBliss)の無効化アンケートに、発見した不具合の再現手順と切り分け内容を報告した上で、管理している全クライアントサイトのバックアッププラグインをUpdraftPlusに統一しました。
パターン別の対処法
- パターン①: バックアップの「完了」表示だけで安心せず、定期的にファイルサイズを目視確認する
- パターン②: 原因不明の保存不具合に遭遇したら、セキュリティ系プラグイン→サーバー側の設定→データベースの中身、の順に切り分けていく
- パターン③: 乗り換え候補を比較するときは、目的の機能が「有料版限定」になっていないか、先に確認してから動く
この対応で得た教訓
① 「機能が魅力的」であることと「安定して動く」ことは、まったく別の話です。新しいツールほど、長期間のスケジュール運用で検証してから本採用を決めたいところです。
② 原因が分からない不具合ほど、切り分けた内容を記録に残しておくと、開発元への報告にも自分の判断材料にもなります。
③ 複数サイトを管理する立場では、多少地味に見えても、実績のあるツールを優先したほうが、結果的にトラブル対応の手間が減ります。



見た目が便利そうでも、ちゃんと動いてるか確認するの大事なんだね









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